このマンションで・・・

そろそろ不動産業者にも返事をしなくてはならない。
幸いまだ督促の連絡はきていない。

予算、日当たり、立地・・・現状の選択肢のなかでは、
いろいろあったこのマンションしかないような気が・・・。

鬼嫁は、いろんな情報過多で、
結構パニクっているようにみえる・・・。
正確な判断ができないような状況かも。
もともと彼女は自分で判断できないタイプだ。

僕的には、ここでいいかなと思っているので、
それとな~く押していく。

そしてもう1つ判断を急がなければならない理由として、
税金の問題があった。
年を越すと、控除される金額が変わってくるのだ。
これはなにげにとても重要なことだ。

「これもなにかの縁かもよ~・・・」

「そうだねぇ~」

割とあっさりと決めることにした。

怒涛のように過ぎているこの約一ヶ月が
終わりを告げようとしていた。

でも鬼嫁は、まだ迷いもあるらしく、

「まあ、何かあったら売ればいいよね」

とのたまわった・・・。

確かにそうだが、この段階ででるセリフではない。
トホホ・・・

僕は業者の担当者に返事をする。

でも僕にとってはこれからまた
怒涛のような手続きの嵐に見舞われることになる。